寺坂真貴子です

弁理士です。

アルドリッチのポリマーカタログ

少なくとも10年位前から出してるとおもうんですが物性自体は変化しない(モノマー純度くらいは上がるのでしょうか?)。

・目次(抜けてるのがある) 前半は開始剤とか。後半のレファレンスに注目。

・樹脂ごとに普通つかわれる溶剤とか可塑剤

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・シグマアルドリッチが出している、ホモポリマーのガラス転移温度と融点の表

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これの間の50-51ページに粘度の話がでていて、昔違う会社(ブルックフィールド)が出してたのと同じニュートニアン液体の粘度換算表(Viscometer Comparison Chartでグーグル検索すれば別のところから見られる)もある上に他の単位換算式もあり、とても便利でしたが、今はなぜか不掲載ですね。紙カタログででも、入手したらとても便利だと思う。この手のはJICSTのデータベースも便利。

 

チャートなどで見かける慣用の粘度単位はポアズ、センチポアズ(ミリパスカル秒)、フォードカップ3番、4番、クレブユニット、シーボルトSSU、ザーンカップ1~5番など、それにセンチストークス、レッドウッド、ガードナーホルト、ブルックフィールドなど。高粘度のものも手軽に計りたい工夫のための測定方法が非常にたくさんあったのですね。

 

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