寺坂真貴子です

弁理士です。

次世代知財システムにおける在るべき著作権制度

とあるところでそんなお題がでていたようです(3年前くらいに)
まあいつ考えてもおもしろいお題だなということでメモしながらきいておきます(そうです、私は今が5年に一度の研修なのです)
私としてはざっくり3つくらいおもいつくわけだ
 
1.管理団体
パッケージできたもの、商業化されたものはとりあえずみんなJASRACのような管理システムをつくって海賊版に備えグーグル八分YouTube削除を申し立てたりするべき。とくに漫画。ピクシブコミックとかまあだいぶととのってきてはいる。縦長漫画変換ソフトとかあってもいい(AIでフルカラー化もすすんでいる感じ)あと写真。陰謀論デマに既存写真を流用したやつは3万円ずつ払えとかいう法律つくったらデマも減るのでは。
 
2.オープンソースのマネタイズ
GITHUBやPIXIV、クリエイティブコモンズ、いらすと屋さんのようなオープンソースシステムを著作者本人が利用して、実力を名声や地位につなげていく(skebや投げ銭など併用)→color.js事件のように個別ではマネタイズと遵法化に限界あり、国や法律などの後ろ盾が必要。YouTuber、tictokなどマネタイズが進んでいるプラットフォームで未熟な人でもマネタイズできているのとくらべて優秀なクリエイター待遇格差が。(後手後手?)
そういう最先端かつ価値のあることやってる人こそ研究職として社会の後ろ盾が必要なのでは?
 
3.学習と育成
子供のために良質な文化をあびせたい、それも国が著作権料を払って買い上げ配布するのが指定教科書なのだが、実はそれも向き不向きがある、発達障害などが画一的なものから取りこぼされてゲームという報酬ある学ばせシステムに全部もっていかれたあげくにゲームだけ上手で生活も金の管理も結婚も子育ても下手くそになっている
本当にいいゲームであればゲーム型の教材を大人が配布すべき。たとえば時雨殿(今はなき3DSゲーム、格安で任天堂が発売していた百人一首競技カルタチュートリアル&読み上げゲーム)
小学校で部活をやらせるのならゲームでチュートリアルするのはアリなのではないだろうか?
あと国がデカい画面にしないから近視が進むので大きい画面で安くていいからおねがいします