寺坂真貴子です

弁理士です。

ドラマ「それってパクリじゃないですか?」

それってパクリじゃないですか?|日本テレビ
知的財産や弁理士に関するドラマの第一話が放映されました。
原作は集英社オレンジ文庫(小説)ですでに出版済みです。私はドラマから楽しく視聴させていただきます。
舞台が飲料メーカーなので最初はおそらく産業財産権4法がらみですが、
もしかしたら広告の話で著作権もやるのかもしれません。(そちらはテレビ局のほうがプロかなと)
一話はTVerでおっかけ配信もしているのでみられます。
二話からはリアタイしようとおもいます(ネタバレしないでくださいね)
 
またこの機会に弁理士会にある著作権講義資料の動画もみておくと基本の部分はわかりやすいかとおもいます。
 
教員用教材/知的財産特別授業 | 日本弁理士会 特許・発明については「パン職人レオ君の物語」がおすすめです
漫画「閃きの番人」 | 日本弁理士会 ひらめきの番人という漫画もあります
 
ちなみに首相官邸知的財産戦略本部知的財産戦略本部にも検討素材としてレオ君の物語が出てくるんですよ、びっくりです
 
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さてドラマの視聴リアタイ感想~。
・最近の私はちょっと耳が遠い感じです
・そもそも特殊ボトルだと作れるボトルメーカーが限られているのでそこが「〇〇飲料さんでも使ってもらってます」って提案・売り込みに来るパターンが多いかなと。ただ開発部だと飲み会で自分の仕事内容しゃべってての情報流出はどの分野でもなきにしもあらずなので気を付けて。
・ロケ地が犬山市博物館明治村っぽさある。すごい年季の入った建物だ。
・よく聞き取れなかったが、(株)高分子工業?とかからいらしたということは企業弁理士さん? 利害ある会社の案件って忌避じゃないっけ。
・べんりしにとって「雑用が得意なわけでは」ってのはよく半笑いで自己紹介でいっちゃうやつだけどイケメンはムっとしながらいう。そうそう、理系弁護士みたいなやつね。
・あ~~この飲料会社のモデルの一つになった企業浮かんじゃったな…。知財がゆるゆるで特許紛争になってけっこうもめた…。こんな感じこんな感じ。
・ただし冒認の話はリアルではとってもめずらしい(なかったわけではないが…ネット冒認は今はたくさんありそうだけど…)
・士業って基本、パソコンとWi-Fiあればできるノマドなんですよね… 
・もう一人、女性弁理士来た。お土産から入るところなんか共感しかないんだけど、同じ事務所と名乗ってるわけじゃないっぽい? 謎…
・これ事実アキさんがしゃべったのであれば営業秘密もかかわってくるかなりアレなヤツ…
・状況証拠で聞き取りが薄いけど? おっと~~?ゼミ同窓会の二人目の参加者が! わりと地方大学だとあるよね、優秀な学生をまとめて採用してくれる地方企業ありがたい
・陣取りとか突破口(回避)とかはそれな~~~!ってなった
・青木さん後ろめたそう
・北脇弁理士の顔をみてたら原〇さん思い出す
・ようやく、当日の証言が出た。わりと潔癖に(しっかり)やってたっぽい(再現ビデオだけど)。本人(青木、アキ)の認識はどうなんだろう。
・ええ~ここまで深く一話でやれるのか~。このあと何話やるのかな。発明の定義・審査・異議申し立て・意匠・商標… 学生に教えてると意匠あたりで息切れして寝ちゃうからなぁ…田所さん(下のなまえがヴィンセントみたいなかっこいい名前の敵対企業弁理士)あたり再登場しそう
・法律知ってるとその場に提出されてる状況から有利な方向がスっとわかっちゃうしそっちに頭が方向付けられるんだけど(あと個人プレイが好きな北脇さんだし)。事実がそうなってない場合も多々あるよねっていう…つまりは士業はクライアントからの丁寧な聞き取りが大事…。 説得するとしたら、「どちらにせよ特許で人が死ぬことはそうそうないので、ライセンスにしろ回避にしろ、何かしらやりようはあるので…まずは守秘義務のある弁理士に、おもいつくことやひっかかりがあれば全部話して欲しい」かな。そういうふうに説得して話してもらったほうがいいよ北脇さん(ドラマなのでハラハラがあったほうがいいので)
・アッ、アッ、アーーーッ!!!!!!!
冒認とあと30条やそれ!
というか普通後援会のご歓談部分まで録画していないのでほんとにね…首皮…