寺坂真貴子です

弁理士です。

予言したとおりになっている。

記事1「AIが書いた盗作」の投稿が爆増しSF雑誌が新作募集を打ち切り - GIGAZINE
記事2なるがみ on Twitter: "Skebでは納品時に、投稿者に納品物がAIやそれらの加筆でないことを「毎回」誓約してもらっていますが、悲しいことに判明しているだけで月に10〜30点ほどのデータがAIによって生成されたものと判明し、投稿者に制作工程を問い合わせたり、作業中のデータを確認させてもらっています。 (続く)" / Twitter

以前「AI創作は将来ドリンク自販機みたいにだれでも手軽に使えるものになっている」と予言しました。
また「ただし成果物は玉石混交で、それを選考し手直しできる人間が本当の著者でありつづけるだろう」とも。ボーカロイドでいう調教(人間に不快な部分を丁寧に取り除く)ですね。
それと「高性能に見えるAIの学習素材をたどれば著作権侵害サイトが見つかる」
注目集める「AIコスプレイヤー」の作り方を調べてみたら、“無規制地帯”が見つかった イラスト生成のダークサイド(1/3 ページ) - ITmedia NEWS
dambooluもそうですね。
これも、そもそも著作権侵害サイトがそれなりのサイトポリシーをもって特定ジャンルの画像をコピペで集めていたという選考性があったからなんですよね。
結局AIもまたツールだとおもいます。快楽を他人に伝えようと思うのもそのためにAIを使うのも人間だなと。
ただインターネットも最初期は快楽を手軽に得る方向で発展し、そこである程度経済力やノウハウを得てから害を取り除く方向に進化しているのでそのうちAIも害をとりのぞく方向に活躍するようになるとおもいます。
白血病診断だけでなく医学にもどんどんとりいれてほしいですね。
 
そういえばtwitterデータもちゃんとした形で解決できればいいのですが、今のところはユーザーにシステム改悪と呼ばれている例ばかりが目立ちます。
でもそもそもツイッターというのは個人の著作の集合ですから学習で悪用されないようにAPI有料化というのは一つの良案かもしれないですね。