寺坂真貴子です

弁理士です。

国家公務員でお得だったところ

  1. 社員証は普通銀行などでは身分証明に使えないのだが、職員証が写真が入っていたため銀行でもお役所でも免許証と同様に使えるところ。金融系でつかえるものは、健康保険証とか免許証だけど、これをすられたりしてなくすと再発行が大変なので持ち歩きたくない。入館証をかねるから必ずもちあるくものを金融機関でもつかえて、とてもありがたかった。写真は不細工だけどね・・しかしツタヤではダメらしい。通しナンバーの入っているものとか、写真とか、生年月日とか、住所とか、その2つ以上とか要件がいろいろあるところもあるみたい。
  2. 身なりがかなりおしゃれでなくても、社会認知的に公務員だから仕方ないとみなしてくれる点かな?やる人はきちんとしてるけど、営業職みたいな好感ファッションを強制されることはない。平均値では、無難な素朴系ファッションが多いな。ベテラン女性はパンツスーツとか。これは冷え性とかもあるみたい。 とはいえやっぱ個性ってにじみ出るもので、巨漢(ピザ)、イタリア人(残り香)、若い茶髪のモッズ系(ルパーンさんせ〜い)、ふ〜じこちゃんみたいなボンキュボン+ロングヘア、病身ふけだらけ、といろいろいました。メガネ・コンタクト率は相当高かった。ヤカンライクな薄毛さんはいたけど、電車でみかけるような安いヅラがみあたらないのは心底よかった。気づいてしまうと余計なことでも指摘せずにいられないのがある種の公務員だからね・・
  3. 普通の大きめの企業レベルの福利厚生。要するに、普通の社会人(サラリーマン)なみです。保険証がもらえる(みんなと同じ3割負担)。団体契約の宿にちょっと安めの料金で泊まれる。夏になると抽選で海の家予約権(宿泊は有料だよ)がとれる。ミュージカルや芝居のチケットが少し安めにとれる。ディズニーランドキングダムクラブに入れる(パスポートがほんの少し安くなるやつ)。引越しも年賀状印刷も大人の科学も明太子も、いろいろと案内が来ます。売店の本もCDもちょこっと安かったかな。へんな文房具とかいっぱい買ったよ。おなじビルに診療所があって、風邪薬くらいならどういう契約でか、無料でもらえた(といってもベンザとか書いてある白い粉だけなんだけど)。歯医者はへぼだといううわさだった。
  4. 一番のお得は、国のため、みんなのためになる仕事であって、それを自分で辞めるというまで、または55歳くらいになってどっかにいかされるまで、これを一生やっていられるのだという天職意識かな。安心感とかプライドとか重圧とか受け止め方はそれぞれ異なると思う。足に障害があって松葉杖とか車椅子の人も、いろんな大病に途中でかかっちゃう人も当然、社会人だから、いる。それでもほとんど辞めずにずっと勤めているようにみえたのは、やりがいがあったのだろうと思う。